健康な赤ちゃんを生むために飲まないほうが良い薬【市販品でも要注意】

妊娠中に飲むのは避けるべき薬~胎児に影響を与える薬とは~

妊娠中の薬の服用に気を使っている妊婦さんは多い

体の小さな胎児は大人とは違い、わずかな量の薬でも大きな悪影響を受けてしまうものです。そのため、妊娠中服用する薬の種類について、気を使う妊婦さんは大勢いるのです。以下は妊娠中に飲む薬について当事者である女性の声です。

妊娠中の薬に関する悩み

風邪をひいても薬は飲みませんでした(30代/女性/出産経験者)

妊娠初期に薬を服用すると流産や早産のリスクが高くなると聞いて、私は妊娠中できるだけ薬を飲まないようにしました。妊娠中に一度、風邪を引いて寝込んでしまったことがあったのですが、その時も水と食事だけでなんとか乗り切りましたね。しかし、薬を全く服用しないと熱も下がりづらく、とても辛かったことを覚えています。後々知ったのですが、妊婦さんの場合、妊娠中毒などの危険な症状が現れることもあるそうなので、私のように断固として薬を飲まないという方法が正しいともいえませんね。

持病があるのですが妊娠中の服用方法について不安です(20代後半/女性/出産未経験者)

わたしは昔からてんかんの持病を患っており、毎日専用の薬を服用しながら生活をしています。しかし、こうした薬を服用し続けていると、もしも子供を妊娠した場合薬の影響が子供にも与えられるのでは、と考えてしまうんです。実際に抗てんかん薬を飲み続けると、神経系の異常や心臓血管の異常が現れる可能性があるらしいのです。かといって抗てんかん薬を中断すると、発作によって流産する場合もあるそうで、わたしは半ば妊娠・出産を諦めていました。しかし最近、知り合いから産婦人科に相談すれば胎児に影響が少ない種類に変えてくれたり、処方する量を調整したりすることで対処してくれるという話を聞きました。いずれ機会があれば、産婦人科の先生に尋ねてみたいと思います。

まずは薬の基本を押さえよう

私たちが普段何気なく口にする薬とは、そもそもどのようなものなのでしょうか。薬に関する基本的な情報を知ることで、より上手に薬を利用することができるでしょう。

「副作用がない!」なんていう都合の良い薬はない

多くの人は、副作用のある薬は病院などで処方される強い薬だけで、市販されている効き目の弱い薬なら副作用はないと考えがちです。しかし、どのような薬でも服用すれば必ず副作用は生じます。市販薬で一般的に現れやすい副作用といえば、蕁麻疹や胸焼け、眠気です。稀に腎臓・肝臓の機能障害やぜんそく、スティーブンス・ジョンソン症候群などの重篤な症状が現れることもあるため、服用してすぐに体に異変が現れるようなら、服用を止めて病院での診察を受けましょう。基本的に薬は鼻水や咳、熱などの身体症状を和らげるだけで、病原体そのものを退治するのは人が持つ免疫力です。そもそも薬は症状を和らげることや免疫力を高める効果しかないので、飲むだけで風邪をたちどころに治すような便利なものではないのです。

漢方薬は副作用が少ない

一般的にイメージされる薬は、西洋医学の観点から考えられたものです。病状へすぐに効果が現れるよう、特定物質のみを抽出・合成されたものを用いています。一方で東洋医学では、天然の生薬を組み合わせた漢方薬を使用します。この漢方薬は西洋医学の薬に比べて副作用による症状が低いとされており、お腹の赤ちゃんにも直接影響を与えません。病気の症状に効く漢方薬や、妊娠中の症状に効果がある漢方薬も存在しており、専門の薬剤師に依頼すれば症状に効果的な調合をしてくれるでしょう。使用する上で不安があるなら、かかりつけの産婦人科医や薬剤師に相談してみましょう。

中には悪影響を与える成分がある!妊娠中に気をつけたい薬の成分

妊娠中は免疫力が低下してしまうため、風邪を引きやすくなってしまいます。お腹の赤ちゃんに影響が出ないよう、薬を使ってすぐに治したいと考える人も多いでしょうが、この薬自体が赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性があるのです。

胎児に影響を与えやすい薬のカテゴリー

抗生物質
抗生物質として使用される、アミノグリコシド系やテトラサイクリン系の薬は、お腹の胎児に肝機能障害を及ぼす恐れがあります。これらの薬は風邪や虫歯の治療を受ける際に処方されるものです。病院や歯科医院で治療を受ける場合は、医師に妊娠していることを告げ、これらの薬を避けるようにしましょう。抗生物質の中でもペニシリン系の薬は胎児への影響が少ないため、風邪の治療の際にはペニシリン系の薬を希望するとよいでしょう。
痛み止め
市販されている風邪薬の中には、体の痛みや炎症を和らげる鎮痛剤が多く存在します。一般的に服用をしても大きな副作用は現れないとされていますが、妊娠中ですと胎児に深刻な影響が及ぼされる恐れがあるため、注意しましょう。鎮痛剤の中でも妊婦さんが避けるべきなのが、アスピリン・インダシン・ボルタレン・ロキソプロフェンナトリウムの4つです。妊婦さんが服用することにより、胎児の奇形や動脈管の収縮、腎障害などの症状が現れる可能性があります。
血圧の薬
妊娠中に起こる身体の変化として、血圧の上昇が挙げられます。妊娠高血圧症候群とも呼ばれており、放置すると体のむくみや血管障害が起こるほか、痙攣を起こす「子癇発作」や胎盤が剥離して大量出血が起こる「常位胎盤早期剥離」を発症する恐れがあります。そのため、血圧の上昇が見られる場合は降圧薬が処方されますが、この降圧薬の中にも胎児に影響を与えてしまう薬があるのです。妊婦さんが注意するべき降圧薬は、主にエースコール、ミカルディス、タナトリル、オルメテックの4つです。胎児の頭蓋や顔面の奇形、肺の発育不良、腎障害などの症状が誘発される恐れがあるため、服用することは避けましょう。産婦人科では、上記4つの薬は処方されないので、産婦人科で処方された薬であれば安心して服用することができるでしょう。

その他に気をつけておきたい妊娠中NGな薬

妊娠中に薬を服用する時に気をつけたい薬は、下記のサイトで紹介されています。妊娠中は母体ともに健康的な生活を送ることが必要なので、先に薬の成分が影響するリスクを把握しておきましょう。

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